Spectrum Labs, the leader in filtration and laboratory dialysis.
 
Click for information on how to contact us.Click for information about who we are.Click for print formatted product literature.Click to fill out our customer satisfaction survey.Click for information on whic trade shows we will be attending.
ろ過
ディスポバッグ&MBTセット
研究用透析
膜透析
機能的透析
実験器具類
細胞培養関連製品
クロマトグラフィ関係
手術室用消耗部品
OEM・プライベートブランド

We are ISO 9001:2008 certified

ラボ透析 よくある質問

Q1:
透析チューブの使用前準備方法を教えてください。

下に示すように、透析膜のタイプにより準備方法は異なります。透析膜を煮沸処理することは、お勧めできません。膜にダメージを与えたり、孔径に変化が生じる可能性があります。

  1. Biotech RC, CEおよびPVDF透析膜は、膜保護剤アジ化ソーダを除去するために、15~30分間精製水ですすぎ洗いをする必要があります。
  2. Spectra/Por®7標準RC膜は、痕跡レベルの不純重金属成分や硫化物を除去する前処理をしてありますので、アジ化ソーダを除くために精製水に15~30分浸漬するだけで十分です。
  3. Spectra/Por 1~6標準RC膜については、追加の処理が必要な場合があります。通常Spectra/Por 1~6については、グリセリンや膜保護剤を除くために水洗いをすれば十分ですが、Spectrumは、製造工程で混入する痕跡レベルの重金属成分や硫化物を除去するための2種類の前処理キットを提供しています。吸着性テストや後の操作でごく微量の不純成分混入が影響するような鋭敏な透析実験を行う場合用に、Heavy Metal Cleaning Solution(重金属成分除去液)またはSulfide Removal Solution Kits(硫化物除去液キット)をご利用ください。より詳しく知りたい場合は、本ウエブサイトの膜透析付帯製品の項をご参照ください。
Q2:
透析はどのように進み、どのくらい時間がかかるのでしょうか?

透析は、選択的透過性を有する膜を介して、透過できる成分が濃度格差を解消する方向に拡散していく特性を利用するものです。小さい分子は膜を透過し、大きい成分は膜の片側に留まります。

透析膜の外側の透析バッファーを交換することにより、小分子成分を連続的に除去して、透過できない大分子成分を精製することができます。通常昼の時間帯のうちに何回か透析バッファーを交換し、一夜室温にて撹拌放置する手順により最も透析効果を上げることができます。標準的透析時間は、16~24時間です。透析には種々の因子、拡散係数、pH、温度、時間、濃度、サンプル量、透析液(バッファー)量、バッファー交換頻度、膜表面積、膜厚、分子特性、透析液の撹拌の強弱等が影響します。

Q3:
1サンプルを透析するのに、どのくらい透析バッファーが必要で、何回くらい透析液を交換する必要があるでしょうか?

透析液の容量が増すほどに小分子の拡散力は大きくなります。我々は、一般論として、バッファー対サンプル液量比100:1を推奨しています。拡散成分の濃度が平衡に近づいて、拡散速度が低下しだしたタイミングでバッファー交換を行うと、拡散力を維持して透析効果を高めることができます。一般的に下記のような要領で、12~24時間の間に2~3回のバッファー交換をすることを勧めています。

1回目バッファー交換 :
透析開始2~3時間後

2回目バッファー交換 :
透析開始4~5時間後

最後のバッファー交換 :
一夜放置する直前

Q4:
どのようにして、正しい分画分子量(MWCO)の膜を選択したらよいでしょう?

透析効率を高めるためには、できるだけMWCOの大きい膜を選ぶべきです。しかしながら、高いサンプル回収率を確保しようとする場合、回収したい高分子の分子量の半分以下のMWCOの膜を選択する必要があります。膜透析により効果的な成分分離を行おうとする場合、分子相互の大きさに、5倍以上の差がある必要があります。そうでない場合は、クロマトグラフィーかTFFろ過の技術を活用してみるしかありません

Q5:
蛋白吸着の最も少ない膜はどれですか?

透析膜の材質により、吸着親和性が異なります。球状蛋白に対する相対的吸着親和性は、CE<RC<PVDF と考えてください。

Q6:
クローザーの材質やサイズの正しい選択方法を教えてください。

標準RC膜(Spectra/Por 1-7)および Biotech RC膜は、柔軟性のある再生セルロースポリマーでできていますので、どの透析膜クローザーによってもシールできます。Biotech CEおよびPVDF膜は、より柔軟性の低いポリマーでできていますので、マイルドなユニバーサルクローザーを使用する必要があります。すなわちユニバーサルクローザーは、どの透析チューブにも使用できる訳です。標準クローザーは、標準RC膜チューブにのみ使用可能と考えてください。

使用する透析チューブの平面幅より4~10mmシール幅の長いクローザーを使用してください。最も小さいユニバーサルクローザーは、シール幅50mmです。従ってこれは、わが社の全てのBiotechグレードチューブに使用できます。

Q7:
透析膜の有効期限は、どのくらいでしょうか?

乾燥状態で包装してある膜は、有効期限5年です。湿潤状態(0.05%アジ化ソーダ液浸漬)で包装してある膜の有効期限は3年です。放射線照射膜の有効期限は、1.5年です

Q8:
乾燥してしまったり、凍結してしまった膜は使用可能でしょうか?

湿潤膜が乾燥してしまった場合、まず孔径が変化しますし、膜がもろくなるので、容易に液漏れを生じます。そのような膜は廃棄してください。

膜が凍結した場合、氷が膜を破損する可能性があり、リークの原因になります。その膜は使用しない方が良いでしょう。もし試すのでしたら、保存液が完全に融解するまで、徐々に昇温してみてください。しかし、もはや膜の完全性は失われている可能性があります。

Q9:
透析膜はエンドトキシンフリーですか?(私は、Biotech膜については真実とは考えられませんが)

はい、Spectrumは、透析膜を実験用として生産しています。

Q10:
透析チューブの折れ目、巻き取りによる折りたたみ筋等の折れ筋に注意する必要がありますか?

ローラーで巻き取りの際にできた折り畳み筋は、膜の完全性が保持されている限り拡散性能に影響するものではありません。

Q11:
CE膜は何故RC膜より硬く、透明度も低いのでしょうか?

セルロースエステル(CE)膜を構成するポリマーは、再生セルロース(RC)ポリマーより厳密な格子構造を形成しているので、硬い膜になりますが、RCポリマーはより柔軟な膜になります。CE膜の乳濁色は、厳密な細孔構成に由来します。孔径が大きくなるほどに乳濁色が増します。

Q12:
透析膜は、化学的接着あるいは熱シール可能ですか?

CE膜およびRC膜は、機械的なシールしかできません。PVDF膜のみは、機械的シールとともに熱シールも可能です。しばしばPVDF膜の熱シールは、“サンプル封入”に使用されます。

Q13:
Spectra/Por透析膜は、同じ蛋白サンプルの透析であれば再使用できますか?

我々は、透析膜の再使用をお勧めしません。何故なら、使用に伴い成分コンタミが生じたり、透析条件(pH、温度、化学成分との接触等)が膜の完全性に影響を与える可能性があるからです。特にクローザーを外したり、再度取り付けたりする際、リークの原因をつくる心配があります。透析膜は、使い捨て製品として設計されています。

Q14:
膜孔径表示の精度はどのくらいですか?また、MWCOとは何ですか?

透析膜は、スポンジ状の多孔構造をしているので、間接的に孔径を求める必要があります。膜の「MWCO」は、溶解成分の透過阻止特性によって表されます。MWCOは、17時間の透析処理において90%以上残存する成分の分子量によって表しています。従って、精製しようとする成分より少し小さいMWCO値の膜を選ぶ必要があります。

Q15:
Spectra/Por 2と4透析膜の違いは何ですか?

Spectra/Por 2, 4ともにMWCO 12-14 kDの膜です。Spectra/Por 4は、通常の透析により適していまが、Spectra/Por 2は特に高い透過性能を持っており、他の品目より細いチューブを用意しています。すなわちSpectra/Por 2は、Spectra/Por 4より高い水透過性能を持っているのです。

Q16:
膜表面積とサンプル量に関して、「親指の法則」はあてはまるのでしょうか?

処理液量あたりの表面積は、チューブの平面幅に依存しています。もし、同じ長さで、異なる平面幅の透析チューブがあるとすると、細いチューブの方が、液量あたり広い表面積を持ち、より速やかに透析が進みますが、太いチューブは、液あたりの表面積が狭く透析速度も遅くなります。平面幅の小さいチューブは、液拡散に関わる距離が短く、細孔を通過する溶質の「競合」が少ないのです。平面幅の大きいチューブは、膜に至る距離が長くなり、細孔を通過する際の溶質の競合が多くなります。一般論として、「液あたり表面積」が大きくなるほど、透析速度は速くなります。

Q17:
膜の両側の液の浸透圧が等しくて、しかし濃度は異なるという場合、透析はうまく進みますか?

通常透析は、膜を介した浸透圧差のない状態で行われます。透析は、膜内外の濃度勾配によって行れます。もし、浸透圧に大きな差があれば、水が膜を介して移動します。水が過剰に移動すると、水の移動した先のチューブが破損したり、崩壊したりします。

Q18:
透析膜を限外ろ過に使用した場合、どの程度の圧力に耐えられますか?

透析膜は、加圧ろ過用には設計されていません。膜のMWCOに影響を与えることのない最大許容圧力は、1.5 psi (約0.1気圧)です。

Q19:
一般にどんな透析液(バッファー)が使用されますか?

バイオ成分分子は、その特性を安定に保つために厳密なpH管理が必要です。一般的透析バッファーのpHは、6~8です。生化学分野でよく使われる溶液(バッファー)には、下記のようなものがあります。

  • PBS:生理塩濃度リン酸バッファー
  • TBS:生理塩濃度トリスバッファー
  • HEPES
  • アミノ酸バッファー
Q20:
なぜダルトン(MW)のかわりにミクロンを使用するのですか?分子量への換算はどうすれば良いですか?

溶解した分子のサイズは、分子量(MW)を表すダルトンで表示されますが、微粒子や細胞の大きさはメートル法による直径(ミクロン)で表示されます。これらをMWで表示するのは、実際的ではなくなりますし、顕微鏡下認められる形状を反映しないからです。ミクロンは、2次元的距離を示すものですが、ダルトンは原子の重量をベースとする3次元的数値ですから、直接的相互換算はできません。この理由により、多くのバイオ関連物質について、透析や限外ろ過、精密ろ過用に、参考としての概略のサイズ換算表を用意しています。Spectrumのウェブサイトに掲載してある膜孔径説明図を参照してください。

Q21:
高塩濃度液の透析を行う場合の最良の手順を教えてください。

我々は、なるべく低塩濃度のバッファーで透析することをお勧めしています。同時に蒸留水で透析することも、浸透圧差により水をチューブ内に引き込み、チューブが風船のように膨らんだり、破裂したりする心配があるのでお勧めしていません。順次塩濃度を下げる方向に透析を進めることにより、浸透圧差による膜の膨張を防ぐことができます。バッファー交換毎に、塩濃度を1桁すなわち1/10に下げてみてください。たとえば、NaCl濃度5Mのサンプル液に対して500mM NaClの透析バッファーを使用するのです。

Q22:
クローザーを使用せず、チューブの端を結んで使用することはできますか?

我々は、チューブを結んで使用しないように強く指導しています。チューブの結び目では、液漏れを防ぐ効果的なシールができないからです。透析クローザーなら完全にシールして、あなたのサンプルを安全に確保できます。

Q23:
透析チューブはどのくらいの長さに切り取ったら良いでしょうか?

Spectrumは、処理するサンプルを充填する際に必要な透析チューブの長さを計算できるように、各チューブの平面幅毎に、長さあたり充填できる液量を提示しています。例えばFW(平面幅)16mmのチューブでしたら、長さあたりの充填量は0.79 ml/cmになります。5mlのサンプルを充填するのに必要なチューブの長さは、6.5cmになります。しかし、透析液中で浮遊させるための空気層を確保するために、10~20%余分の長さ(最低でも1cm)をとる必要があります。最後に、チューブ両端にクローザーを設置してシールするために、+2cmずつの余裕を確保する必要があります。合計すると、この場合の必要チューブ長は11.5cmになります。必要チューブ長を求める計算式は、下記のようになります。

必要チューブ長=(サンプル液量)/(液量/長さ)+(追加の10-20%) +4cm

我々のウエブサイト上に、サンプル液量と平面幅とによる必要チューブ長を求める透析チューブ計算式がありますので、参照してください。

A pdf document containing these questions and answers is available here
hi dave
copyright © 1995-2017 Spectrum, Inc. All rights reserved | プライバシーポリシー | よくある質問